長いスパンで見ることも大事

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ネット上では見出しやタイトルだけを見て反射的な反応をする人がいます。例えば、【公的年金運用損5.3兆円、5年ぶり赤字】というニュース。タイトルだけ見れば、5.3兆円が赤字=無くなったように思います。

このニュースを見て、「年金の運用で5兆円の赤字って・・・。運用担当者の中に、日本を陥れようとする人がいるんじゃない?日本は、この先大丈夫なの?」的なコメントをしてる人がいました。

こういう短絡的な反応をしてる人を見ると、正直、呆れてしまいます。きっと日常の中でも、一部分だけを見て判断してるんだろうなーと思うからです。

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木を見て森を見ず

このニュースをよく読めば、単年度で5.3兆円の損失を出してるけど、2001年からの累計では45兆円の黒字になってることが分かります。一部抜粋します。

公的年金運用損5.3兆円、5年ぶり赤字

公的年金の積立金を運用しているGPIFは、2015年度の運用実績がおよそ5兆3000億円の赤字となったと発表しました。赤字となるのは5年ぶりです。私たちの年金に影響はあるのでしょうか。

<中略>

2001年度の運用開始以降、累積でみれば45兆円のプラスになっているとして、菅官房長官は「短期的な変動に過度にとらわれるべきではない」と強調しました。

同じニュースでも、下↓のように単年度の赤字だけを強調して、野党が責任追及することだけを伝えているものもあります。一部抜粋。

<GPIF損失>野党、年金運用を批判 政権の責任追及へ

野党各党は29日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が5兆円を超える運用損失を公表したことを受け、安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」を改めて批判した。株式運用比率を引き上げた安倍政権の判断が損失を招いたとして、国会で責任を追及する構えだ。

このニュースには、2001年からの累計で45兆円の黒字になってることは一言も書いてません。このニュースしか見てない人は、「5兆円もの損失って、アベがーっ!」とか言うんですよ。

年金なんて、単年度だけで評価するものじゃないでしょう。長く運用していくもので、単年度だけの結果で責めるなんて、木を見て森を見ずですよね。

同じニュースでも長いスパンから見るのと、短いスパンだけを見るのでは、全然違ったものになりますよね。こうしたことって、日常でも多くあると思うんです。

木を見て森を見ず
【読み】 きをみてもりをみず
【意味】 木を見て森を見ずとは、物事の一部分や細部に気を取られて、全体を見失うこと。by 故事ことわざ辞典

評価には時間が必要なことが多々ある。

鑑定で会う人の中にも、「木(現状)」しか見ずにグチグチ言ったり悩んだりしてる人がいます。「木」しか見ない人=狭い視点でしか物事を見れない人は、どうでもいいことに脳も時間も気も使い、結果、損します。

「木が集まって、森になる」ように「今という瞬間が積み重なって人生となる」わけで、「木(現状)」の視点で見れば、辛く悲しいことも、「森(人生全体)」の視点で見れば、自分を成長させてくれる事柄だったりするわけです。

「森を見る」視点で、今の自分を見れば、日常の中にある悩みや問題は、ほとんどの事がどうでもいいことだと気づくはずです。命に関わらないことは、基本、どうでもいいんですよ。

年金運用が単年で評価できないように、人生も1年で評価できるものではありません。短いスパンで見ると、マイナスに見えることも、長いスパンで見れば、プラマイゼロもあるしプラスもある。評価には時間が必要なことが多々あるんです。

人生が終わる瞬間まで、今という瞬間が続きます。森を見るがごとく、”焦らず慌てず”、自分の人生を楽しみましょう!

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