SNSで占いを売るとしても、ホームページは必須|特定商取引法に基づく表記、プライバシーポリシーについて

この記事には広告を含む場合があります。記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

インスタには、たくさんの占い師がいて、私のアカウントにも手相鑑定や占いをやっている人がフォローしてくれています。

たまに、いいね♡をくれた方を見に行って、いいね♡返しをするついでにアカウントを眺めて、リンクを確認したりしているのですが、ほとんどの人がインスタだけで集客しているようで、ホームページが無い人が多いです。

リンクをチェックするよ!

スポンサーリンク

インスタで占いを売る=通信販売をしていると自覚すべき。

インスタで占いを売っている場合、DMかLINEで予約を取っている人が大多数です。

他の人がそうやっているので、それで良いと思っているのでしょうが、インスタで自分の商品やサービスを売る場合、それは通信販売となり『特定商取引法に基づく表記』の記載は義務になります。

『通信販売とは、事業者が新聞・雑誌・インターネットを使って宣伝し、消費者が郵便や電話、インターネット経由での申し込みをする取引き』

のことなので、インスタで自分の占いを紹介(宣伝)して集客し、インターネット経由(DMやLINE)で申し込みを受けるってことは、まんま通信販売ですよね。

なのに!多くの人が、その自覚が無いのか?知識が無いのか?『特定商取引法に基づく表記』のページを作っていません。存在を知らないって人も多いんじゃないかと思います。

この『特定商取引法に基づく表記』は、売れているとか売れていないとか、個人とか法人とか関係なく、通信販売をしているならページを用意するのは義務ってことです。

特定商取引法に基づく表記を、どこに用意するか?

『特定商取引法とは、消費者トラブルが生じやすい特定の取引きを対象に、トラブルを防止し消費者の利益を守るためのルールを定めている法律』

で、通信販売をしているならば、自分の通販サイトに「特定商取引法に基づく表記」という必要事項を開示したページを用意する必要があります。

自分の通販サイトがインスタだけならば、インスタのアカウント内でページを用意しなきゃいけないけど、インスタではページを作れないので、ストーリーに載せてハイライトに置いておくか?投稿で「特定商取引法に基づく表記」を作るか?だけど現実的じゃないですよね。

だから、ホームページが必須なんです。(ホームページが必要な理由は他にもあるけど、その話は別の機会で)

スポンサーリンク

特定商取引法に基づく表記が無いと、いざって時に困る

特定商取引法は『消費者を守るための法律』ですが、きちんと法律の沿った表記を掲示しておくことで、自分(販売事業者)も守ってくれることにもなります。

『特定商取引法に基づく表記』を記載せずに運営していると、消費者とトラブルになった時等、何かあった時に法律違反とみなされ、罰則や行政処分などのペナルティが科せられることもあります。

つい最近も、逮捕者がでています。

 情報商材の契約を結ぶ際、クーリングオフの記載がない書面を渡したとして、大阪府警は16日、特定商取引法違反(不備書面交付、不実告知)の疑いで、会社役員の男ら9人を逮捕した。
<中略>

容疑者らは、契約者に交流サイト(SNS)で注目を集める方法などを教えていた。

特定商取引法に基づく表記に必要な項目

『特定商取引法に基づく表記』は、ざっくりまとめると以下↓の項目を明確に記載することが求められています。(住所や電話番号は非公開にもできます。)

特定商取引法に基づく表記に記載すべき項目
  • 事業者の氏名または名称
  • 住所
  • 電話番号
  • 代表者の氏名(法人の場合)
  • 商品の販売価格
  • 送料、その他購入に関する費用
  • 返品・キャンセルに関するポリシー
  • 支払い方法およびその期限
  • 引渡し時期

お金のやり取りをするので、個人間ビジネスであっても、『特定商取引法に基づく表記』は必須だし、このページを作っておくことで、消費者(お客さん)も自分(販売者)も守ってくれると理解しましょう。

プライバシーポリシーもあった方が良い

占術によりますが、占いをする時に個人名・住所・電話番号・生年月日などの個人情報を頂くならば、『プライバシーポリシー』も掲載しておくのが理想です。

プライバシーポリシーは個人情報保護法に基づいて作成されますが、「プライバシーポリシー」という言葉は法律用語ではありません。

プライバシーポリシーを簡単にいうと、「個人情報の取扱い方法やプライバシーにどのように配慮しているかを示すための指針」です。

プライバシーポリシーの設置は、法律で義務付けられているわけではないけど、個人情報をどう扱うか?は表記していたほうが信頼度は増します。

販売事業者だと自覚して、ホームページを用意しよう!

インスタで自分のサービスを売っているなら、立派な販売事業者になります。

ならば、『特定商取引法に基づく表記』や『プライバシーポリシー』を掲示しているページが必要なので、ホームページを用意しましょう。

ホームページが無いなら、自分で作るか?誰かに依頼して、シンプルなホームページ(ブログ)を作りましょう。

無料ブログでも良いけど、できれば独自ドメインを取得して、自分のビジネスブログを作るべきです。

一応、無料ブログ(ライブドアブログ)で、特定商取引法に基づく表記とかプライバシーポリシーとかを作ってみた↓↓けど、スマホではテーブルが表示されないので見づらい(-_-)

インスタも無料。LINE公式アカウントも無料。ブログも無料で。お金を稼ごうとビジネスをやっているのに、全部タダで済ませて、どれだけ商売が上手くいくのか?って思います。

真面目に占いを売りたいと思っているなら、長く占い師としてやっていきたいと思っているなら、ネット上のお店(ビジネスブログ)ぐらい、ちゃんとコストを払って用意すべきだと思いますよ。

コストと言っても、独自ドメインとレンタルサーバー(ホームページを作るのに必要なネット上の事務所)費ぐらいなので、年間15,000円程度です。

誰かにホームページ製作を依頼するなら、毎月の運営費がかかるような業者は避けましょう。更新は自分がやるべきだし、何かあれば、その都度、料金を払って対応してもらえば良いです。

信用は買えない。

インスタの中には、インスタコンサルとか起業コンサルとか名乗っている人が、たくさんたくさんいるけど、私から見れば、多くの人が胡散臭いです。

その理由が、ホームページが無かったり、あったとしても『特定商取引法に基づく表記』や『プライバシーポリシー』の記載が無いこと。

ホームページがあっても、これらのページが無ければ、ビジネスを分かっていないということになるからね。

インスタのプロフィールに、どれだけスゴイことを書いていても、実際のところは分からないので、ちゃんと見極められるように知識を持ちましょう。インスタに限らず、詐欺的なコンサルは多いので、マジで注意ですよ。

顔出ししているからって、それが本人とも限らないのがネットの怖いとこで。フォロワーだって買えるし、売り手が言ってることの全てを信用しすぎないこと。

信用は買えないからこそ、何かしら商売をしていきたいと思っているなら、ちゃんと法律に沿ったやり方をして、地道に信用を積み重ねていきましょう。

相談に乗ります。

20年以上、ビジネスサイト製作をやってるので、ホームページ製作を考えているなら、相談に乗ります。>営業も忘れない(◜ᴗ◝ )

スポンサーリンク