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私は、山ほど転職を繰り返し(詳細はここ)、35歳(2003年頃)から自営業者となり、今年で13年目となります。10年以上続けてこれたことを、経営者の友人達に褒められます。(笑)
2003年頃は、ホリエモンが世に出てきて、起業ブームが起こった頃です。その頃、楽天日記(今の楽天ブログ)をはじめて、ネットで色々な人に出会いました。多くの起業準備中とか起業したての人とかね。
起業したものの、数年も経たない間に廃業した人。結局、起業できずにサラリーマンに戻った人。中途半端な自営業者となり、今は何やってるか分からない人等々。まー色んな人がいました。
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安易な起業は勧めない。
「旦那様の給料があり、とりあえず自分の稼ぎはなくとも生活は出来る。」とか「親の遺産や貯金があり、今すぐ稼げなくとも生活はできる。」とかなら、起業してみても良いと思います。
”起業”と大げさに考えなくても、「小さく個人で出来る範囲でフリーでやってみる。」というのは良いと思います。小さく起業して、地道にコツコツと努力を積めば、余程ひどい商品やサービスでなければ、ある程度は稼げるようなれるとも思います。
しかし。何の経験も無いのに、大切な退職金や貯金を使ってフランチャイズで独立とかは、よくよく考えるべきです。基本的に、フランチャイズはフランチャイズの本部が儲かるようになってますからね。
40代の転職は厳しい!と覚悟して、転職活動をしないとね。
今日、来られた方は40代中盤で、現在、失業保険中。ずっと1つの会社で働いてきた人で、この先どうしたら?という相談でした。その方が、1つの案として、フランチャイズでの独立起業を考えてるとのことで、瞬間的に「それは、勧めない!」と答えました。
かと言って、自分が慣れ親しんだ仕事ばかりに固執していたのでは、新しい仕事は見つかりません。世の中には流れがあります。20年前には大きな業界だったとしても、時代と共に需要がなくなり、その業界も仕事もなくなってしまうということは多々あります。
印刷業界とかそうですね。機械の発達で、昔のように印刷は高価で大変なものではなくなりました。シャープだって東芝だって、20年前は一生安泰の会社と思ってました。しかし、今は多くの中堅どこがリストラされ、転職に苦労しています。
40歳を超えると、途端に採用してくれるとこが無くなります。知人も、勢いで会社は辞めたものの、結局、起業するほどの度胸も覚悟もなく、また起業できるほどのアイデアも浮かばず、結局、サラリーマンに戻りましたが、40歳過ぎての転職活動だったため、苦労に苦労を重ね、なんと100社近く受けて、やっと採用されたと嘆いていました。
以前来た40代の方も、転職経験の多い方で、その時は無職。何が向いてますか?と相談に来ましたが、「向き不向きや好き嫌いで仕事を選べる立場じゃないと思うよ。」と、ちょっと辛口の助言をしたのを思い出しました。
その人は、興味の赴くままに仕事を変わり、変わったはいいが、「やっぱり違う」とか「向いてない」と1年程度で自ら辞めてきたようで。どの仕事も繋がりがなく、40歳過ぎてもまだ新しい仕事を探そうとしてる現実。甘いというかなんというか・・・。
例え1年しか勤めなくとも、その1年間の間、必死にマジメに仕事していたなら、誰かしら仕事ぶりを認めてくれるし、人の繋がりもできます。人としての信頼があれば、どっからか何かしらの仕事の話が出てくるものなんですよ。仕事が出来る人間を、世間は放っとかないですからね。
私のことを言うとアレですが、私は何度も辞めた会社から戻ってこないか?のオファーがありましたし、3年間音信不通だった以前のお客さんのとこへ突然電話して訪問しても、喜んで受け入れられ、仕事も頂いたことが何社もあります。1年程のお付き合いでも信頼関係は築けるし、信頼と信用があれば、個人でも仕事を頂ける時代なんです。
40歳過ぎて、突然のリストラならば、仕方ないと言えなくもないけど、自分勝手に転職を繰り返した末に、40歳過ぎても「これが得意です。」と言い切れるものが無いのは考えものです。
時代も世の中も、どんどん流れてます。新しいサービスや商品が次々に生まれ、新しい価値観が浸透していってます。世界はどんどんフラットになり、スマホの登場で手の平に世界がある時代になっています。
こうした変化=時代を読む力を磨いて、時代に社会に取り残されることが無いように努力しましょう。じゃないと、ま・じ・で貧乏な老人に一直線だよ。>自分にも喝を入れる! (`0´)ノ オウ!
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