今の状況を変えたいならば、自分自身で現状認識が必要。

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先日、成人してる子どもさんが、引きこもり状態にあるという方が来られました。その方は、一人で問題解決しようとして、結果、解決せぬまま相当な時間が経過。

今まで色々やって現状なんだから、一人で何とかしようとすることは良い意味で諦めて、第三者の専門家に相談することを勧めました。

第三者の専門家に相談することで、現状を冷静に見れるようになると思うし、色々な情報が得られると思うからね。

また違う日。大学卒業後、ちゃんと就職して数年間頑張ったけど、そこを退職後、4年間引きこもってる(無職)方が来られました。

この方は、話してる感じから「高機能自閉症」っぽいなと思ったので、発達障害とか調べてみたことは?と聞いてみれば、自分でも調べてみて、自己診断でアスペルガーっぽいかなと思ってるとのこと。

高機能自閉症っぽいなと思ったのは、ちゃんと専門家に診断を受けた「高機能自閉症」の方が数名来られたことがあったので、「なんか似てる」と経験知として思ったのです。

自己診断で終わらせずに、ちゃんと専門機関に行って調べてもらって、自分の現状認識をしよう!と勧めました。その場で、近くの専門機関を調べて、そのURLをLINEに送って、どういう順番で行動していくかも助言しました。

その方は、最初の就職で心に傷を追ったために、自分のことを「頭の悪い人間」と思い込んでいました。手相を観るに全然そんなことないし、そもそも大学まで行ってるのに、頭が悪いわけがないじゃん!ですよ。

仮に「高機能自閉症」寄りだとしたなら、最初の就職先は、その方に全然合ってない場所・環境になります。実際、手相からも合ってないと思いました。

先に紹介した引きこもってる子どもさんにしても、4年引きこもってる方にしても、自分自身の現状認識が出来てないことで、次のステップに進めないように思いました。

そんなことを思ってたら、↓のようなツイートを目にしました。この方は、小児科の先生です。

1ヶ月して親子共チックはほぼ消失。内服だけでも少し改善したが、周囲と話し合う事で「相手を一方的に無理解な人だと思ったが違った」「話してみて新たな発見があった」と。発達障害も同じだけど、投薬で少しは軽減する。だが、環境調整をしないとダメ。そのためには本人の現状認識は必須なのだ

— io302 (@io302) 2017年9月8日

周囲を話し合いをしたことで、この親子を取り巻く環境が変わり、チック症状が治まったわけです。この親子は、自分勝手な思い込みで、自分で自分を追い込んでいたように思うんですよ。

この親子のように、多くの人が自分勝手な思い込みや先入観で、自分で自分を追い込んでるように思います。実際、鑑定で話を聞いてると、「それ、あなたが一人勝手に思ってることだよね。」的なことで、悩んでる人が多いです。

病院に行くまでもないような状況でも、現状認識はとても重要です。とくに、今の状況を変えたいと思ってるならば、尚更、現状認識を冷静にする必要があります。

あとね。多くの人が、視野が狭くて、自分で生きる道や可能性を狭めているようにも思います。今の状況を変えたいなら、現状認識だけでなく、本を読んだりして視野を広げるための行動も必要だと思います。

手相鑑定は、現状や自分を知る一端にもなりますよ。>営業も忘れない。(笑)

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