「徒然草」第百五十段を知る。

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東京からお越し頂きました。

最近、東京からの方が続いています。今日も昨日もその前も東京から来て下さいました。旅行がてらの方もいれば、鑑定だけを目的に来て下さる方もいて、大変ありがたいです。

「大好きなお菓子なんです。」と頂いた『グーテ・デ・ロワ ホワイトチョコレート』>覚えられない。(笑)確かに!めっちゃ美味しいです。缶々も可愛くて嬉しいです。Yさん、ありがとうございます。

私の老後の楽しみでお土産紹介をしていますが、お土産は必要ないですからねー。

鑑定以外にも色々なアドバイスありがとうございました。

そのうちの一人の方が、感想メールを送ってくれ、「ブログで紹介していいですか?」と聞くと、「ブログネタのひとつになれるのは光栄です(笑)」と気持ち良くネタ使用の了承を頂いたので紹介します。Sさん、ありがとうございます!

手相鑑定して頂きましたSです。
鑑定以外にも色々なアドバイスありがとうございました。

本日、東京に戻りました。
帰り道、本屋にてお勧め下さった本を購入したので
明日からそれらを参考にブログを始めます。

WEBに興味があるけど、まだ何も手を付けてない状態ってことだったので、ブログで収益を上げていく方法をアドバイスし、この本↓を読んでみることを勧めました。

早速、購入されたとのこと。その行動力は素晴らしいですね~。

私も新しいことを学ぶ時は、評価の高いマニュアル本を数冊書い、分からないながらでも全ページきっちり読んで、ざっくりと知識をいれて、なんとなくても出来ることをイメージしてから実践し、失敗しながらモノにしてきました。

やっぱりね。闇雲にやってみるより、きちんと基礎・基本をおさえて始めたほうが効率が良いですからね。

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兼好法師の「徒然草」第百五十段をご存知でしょうか。

鑑定の翌日、厳島神社に参拝したのですが
引いたおみくじが「大蛇退治兆(吉)」という何とも勇ましい結果で(笑)
これから始めようとすることを後押ししてくれる内容でした。

ぱなせ様は、兼好法師の「徒然草」第百五十段をご存知でしょうか。
数年前、良い言葉だと思って手帳に書き写して、それきり忘れていたのですが
帰りの飛行機で突然思い出されて見てみたら、今の自分にぴったりの言葉でした。

何だか、鑑定して頂いてからこっち、色々なものに
やるなら「今でしょ!」と言われている気がしてちょっと心強いです。

徒然草の存在は知ってるけど、よく考えれば、まともに読んだことなかったです。徒然草(つれづれぐさ)を調べてみると、鎌倉時代後期に吉田兼好が書いた随筆だそうで。

「徒然草」の意味は、簡単に言うと、「ヒマでやること無いから書きなぐってみた」って感じみたい。(笑)「つれづれなるまま・・・」の書き出しは私も知っていましたが、あまり意味も分かってないままに使ってました。

「徒然草」第百五十段

で、せっかくなので「第百五十段」を調べてみました。Turezuregusa(徒然草)より、原文と現代訳語をお借りしてきました。

能をつかんとする人、「よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。うちうちよく習ひ得て、さし出でたらんこそ、いと心にくからめ」と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。

—–

これから芸を身につけようとする人が、「下手くそなうちは、人に見られたら恥だ。人知れず猛特訓して上達してから芸を披露するのが格好良い」などと、よく勘違いしがちだ。こんな事を言う人が芸を身につけた例しは何一つとしてない。

まさに現代にも通じます。実際、こんな人、多いです。「まだ準備ができてない」とか「もう少し考えてみてから」とか、どこまで準備して、どこまで考えれば動き出すんでしょう。

鎌倉時代でも同じような人が多くいたんですねー。そう考えると、人間ってあまり進化してないのかもしれません。なんか面白いというか興味深いというか・・・。(・∀・)

未だ堅固かたほなるより、上手の中に交りて、毀り笑はるゝにも恥ぢず、つれなく過ぎて嗜む人、天性、その骨なけれども、道になづまず、濫りにせずして、年を送れば、堪能の嗜まざるよりは、終に上手の位に至り、徳たけ、人に許されて、双なき名を得る事なり。

—–

まだ芸がヘッポコなうちからベテランに交ざって、バカにされたり笑い者になっても苦にすることなく、平常心で頑張っていれば才能や素質などいらない。芸の道を踏み外すことも無く、我流にもならず、時を経て、上手いのか知らないが要領だけよく、訓練をナメている者を超えて達人になるだろう。人間性も向上し、努力が報われ、無双のマイスターの称号が与えられるに至るわけだ。

へっぽこであっても平常心で淡々と努力を続ければ、時を経た時に努力が報われると。ですよねですよ。誰でも、はじめの一歩があり初心者からのスタートですもんね。

天下のものの上手といへども、始めは、不堪の聞えもあり、無下の瑕瑾もありき。されども、その人、道の掟正しく、これを重くして、放埒せざれば、世の博士にて、万人の師となる事、諸道変るべからず。

—–

人間国宝も、最初は下手クソだとなじられ、ボロクソなまでに屈辱を味わった。しかし、その人が芸の教えを正しく学び、尊重し、自分勝手にならなかったからこそ、重要無形文化財として称えられ、万人の師匠となった。どんな世界も同じである。

「自分勝手にならなかったからこそ・・・万人の師匠となった。」に、ぐっときますね。自分勝手=我流に走るってことにもなるのかな?「基本を忠実に」ってことですね。

「徒然草」って面白いですねー!原文が読みづらいので敬遠していましたが、現代訳語で分かりやすい本もたくさんあるようです。とりあえず、「第百五十段」を知ることができ、1つ賢くなりました。Sさん、ありがとうございます。(・∀・)

未来は白紙です!手相も未来も、自分次第で変わります!

初心者丸出しでブログをスタートするのは、
見栄っ張りの自分には、やっぱり恥ずかしいことなのですけど
最初にみっともないところを見せれば、後は何も怖くないと
自分に言い聞かせております。

次また鑑定をお願いするときまでに、
今より良い形に手相が変化しているように頑張ります。

ちょっと厳しい言い方をすれば、他人は無名の他人に興味がないんですよ。だから、”恥ずかしい”とか”みっともない”とかの感情は一人相撲でしかないんですよね。

何事も、あまり難しく考えずに、まず実践!動けば、確実に景色が変わりますから。あなたは、まだまだ若く、未来は白紙です。どんどん、新しい世界を広げていって下さいね!

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