この記事には広告を含む場合があります。記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
時折、鑑定で「家を買ったほうがいいですか?」って相談を受けます。私のファイナルアンサーは、「買わなくていい!」です。
スポンサーリンク
家は持つことは、リスクを大きくするだけ。と思ってます。
特に独身者には、「なぜ買う必要がある?」って聞き直します。聞けば、だいたい先輩や親に「そろそろ家を買ったら?」的なことを言われて考えるようになったとのことで。
昭和の良い時代を生きた親世代からすれば、「家=資産」であり、【結婚・子ども・持ち家】は三種の神器ぐらいに思ってる人が多いです。
そうした親世代に影響を受けて育ってる子ども世代も、家を買うことは正しい大人の道のように思い込んでる人が多いように思います。
が!都会の一等地にある物件なら資産にもなり得るでしょうが、人口が減っていく時代に田舎や中堅の都市で家を持ったとして、それが資産になりますか?って話で。
毎年のように想定外の天災が起こってる時代に、家を購入することは生きるコストを増やすというか、リスクも大きくするだけだと思うんですよね。
昭和的な価値観に引きづられてはダメよ。
これからの時代は、1つの会社で一生勤めることは難しくなるし、暮らし方も仕事や家族の状況次第で、すごく変化があるので、身動きしやすくしておくことって重要だと思います。
独身の時と夫婦二人の時、子どもができた時、子どもの成長期に独立後、自分の老後・・・と、年齢と共に住環境に望むもの・ことが変わってくるしね。
一人なら快適でも、夫婦二人なら不便になったり、ましてや子どもができれば、教育環境が重要になるので、家を買うのは、せめて結婚してからか子どもができてからでも遅くないと思うのですよ。
なので、独身者から相談されれば「今は買う必要ない。結婚してからか子どもができてから考えたら良い。」と答えます。「家があれば結婚しやすい」と考える人も多いみたいですが、それは妄想ですよ。(笑)
住む場所を限定されない人とされる人では、生き方も全然変わってくるしね。私は、岡山に親がいるので、今ココにいますが、親が逝けば、どこに住んでもOKなので、「老後、どこで暮らそうかな~?」と、楽しく妄想してます。(・∀・)
その時の社会の状況、自分の状況により、住む場所を自由に選べるというのは、これからの時代をおひとり様で生き抜くためには重要な要素だとも思ってるんですよね。
スポンサーリンク
動きやすくしておく=リスク回避の安全策でもあるよね。
ただ持ち家に憧れる気持ちは、すごーく分かる。だから、現金購入できる人や固定金利10年ぐらいで返済できる人は購入しても良いと思いますが、35年ローンを組まないと買えない人は、よくよく考えたほうがいいです。
家は、買った時のままじゃないんですよ。モノは壊れますからね。維持コストも税金もかかるし、買ったものが欠陥住宅ってこともあります。自分が、いつまでも健康で、安定した収入が継続できる保証は誰もしてくれないしね。
家があれば安定した人生が歩めると思うのは妄想です。安定した人生は、家が持ち家か賃貸かで決まるものでもありません。独身者なら家を買うぐらいなら貯めましょう。
スポンサーリンク