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手相にあまり興味が無い人でも、「ますかけ線」という言葉は聞いたことがある人が多いと思います。それぐらい、手相において「ますかけ線」は有名です。
豊臣秀吉や徳川家康にあったとされている「ますかけ線」なので、世間では「天下取りの相」「強運の相」「珍しい手相」「大物になる手相」と、紹介されることが多いです。
でも、手相を知らない人が自分の手を見たときに、「これって、ますかけ線?」「感情線と知能線って、どれ?」「普通の手相と何が違うの?」と迷う人も多いと思うので、初心者向けに「ますかけ線」を紹介します!
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ますかけ線は、感情線と知能線がひとつになる手相
ますかけ線とは、簡単に言うと、感情線と知能線が合体して、一本の線のように手のひらを横切る手相です。
一般的な手相では、感情線と知能線は別々に出ています。感情線は、主に感情の出し方や、人との関わり方を見る線。知能線は、考え方や判断の仕方を見る線です。普通はこの二本が、それぞれ別の線として出ています。
ところが、ますかけ線の場合は、この感情線と知能線がひとつに合体して1本線になります。手のひらを横切るように、一本の線がスーッと伸びている。それが、ますかけ線の基本の形です。

ピンク色で描かれている線が、「ますかけ線」です。
本来は別々に出る感情線と知能線が、一本線になっています。生命線と合わせて見ると、ひらがなの「て」のような形に見えます。
感情線は、気持ちの動き。知能線は、考え方の動き。この二つがひとつにつながっているということは、「気持ち(心)と考え方(頭)が、切り離しにくい人」と言えます。
たとえば、こんな感じです。
- 好きだと思ったことには、すごく集中できる。
- 心が動いたことには、寝食忘れて深く入り込める。
- 自分の中で納得して始めたことには、粘り強く向き合える。
その一方で、
- 心が動かないことには、頭では分かっていても動きにくい。
- 納得できないことを、なんとなく受け入れるのが苦手。
- 好き嫌いや違和感が、自分の中ではっきり出やすい。
もちろん、すべてのますかけ線の人が同じではないけどね。
でも、ますかけ線には、気持ち(心)と思考(頭)がひとつの大きな流れになりやすいという特徴があります。
だからこそ、集中力や粘り強さとして出ることもあれば、頑固さや拘りの強さとして出ることもあります。どちらが良い悪いではなく、その人の中にある力の出し方の違いです。
ますかけ線は「強運」だけで見ない
ますかけ線は、昔から「強運の相」と言われています。それを聞いて、嬉しくなる人も多いと思います。自分の手に特別な線があると分かると、嬉しいし心強くなるのも当然。
だけど、ますかけ線を見た時、ただ単に「強運ですね」だけでは説明が足りないと思ってます。運の強い手を持っているからといって、いつも楽に生きられるとは限らないし、運の強い手だからこその大変さもあると思うしね。
- 強い集中力がある人ほど、ひとつのことを考えすぎてしまうことがある。
- 自分の中にしっかりした考えがある人ほど、周りから「頑固」と見られてしまうこともある。
- 自分の中の納得を大切にする人ほど、なんとなく流れに合わせることが難しい場合もある。
等々、強い手だけど、その分、扱い方が難しいとも言える線になります。
ますかけ線の人は、自分の中にある強い力を、どこに向けるかによって、周囲の評価も自分の中の自分への評価も大きく変わると思います。
人とぶつかるために使うのか。自分を責めるために使うのか。それとも、好きなことや仕事、創作、自分らしい生き方に使うのか。
同じ線でも、その使い方によって人生の景色は、大きく変わります。
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ますかけ線の人は、好きなことに強い
ますかけ線の人は、自分の中でスイッチが入った時、めちゃくちゃ強くなります。
- 好きなこと
- 気になること
- 納得できること
- 自分にとって意味があると感じること
こういうものに出会ったとき、ますかけ線の人は、時間を忘れて調べたり、何度でも試したり、うまくいかなくても、諦めることなくチャレンジを続けたり…。
他人から見ると「そこまでやるの?」と思うようなことでも、本人にとっては自然に続けられる。これが、ますかけ線の強さだし、大きな才能です。ただ、心が動かないこと・興味がないことは、スルー。びっくりするぐらいスルーします(笑)
心と頭のスイッチが、同じ場所にあるので、心が動かないと頭も動きません。なので、ますかけ線を持っている人は、
- 自分は何に心が動くのか?
- どんなことなら集中できるのか?
- 何に納得できないと動けなくなるのか?
を知っておくと、自分を活かす道を見つけやすいし、自分に対して落ち込むことも減ると思います。
ますかけ線といっても、出方はいろいろ
片手だけに出ている人。両手に出ている人。きれいに一本線になっている人。ますかけ線のように見えるけれど、感情線や知能線が別に出ている人。一見すると分かりにくい手もあります。
特に、感情線や知能線が別に出ているタイプは、「変形ますかけ」になり、ちょっと意味や特徴が変わってきます。
手相は、教科書通りにきれいに出るとは限らないので、画像みたいに1本線になってないからといって、ますかけ線ではないと判断する必要は無し。
線の濃さ、長さ、曲がり方、左右差、他の線との関係によって、読み方は変わってくるので、まずは、感情線と知能線が一本につながっているように見えるか?というところから見てみてください。
ますかけ線は、自分を知るためのサインであって、「ますかけ線があるから、必ず大成功する。」「ますかけ線があるから、必ず大変な人生になる。」なんて大げさなことは言いません。実際、手相だけで人生が決まるわけではないしね。
「好きなことには深く入れる。」「自分の中で納得して始めたことは諦めない。」「人に流されにくい。」「でも、納得できないことには動きにくい。」
等々、心当たりがあるなら、ますかけ線かもしれません。
ますかけ線の人は、「私は、どんなときに力が出るんだろう」「どんなことに納得できないと動けなくなるんだろう」「この強さを、どこに向けたら幸せにつながるんだろう」と考えてみてください。それだけでも、手相は自分を知る道具になります。
ますかけ線は、強い手なのは確か。でも、その強さは、人と比べるためのものではありません。あなたが、あなた自身の力を知り、自分の人生を少しずつ幸せな方向へ動かしていくための、手のひらからのサインです。
ますかけ線は、ただの「強運の相」ではありません。感情と思考がひとつにつながり、自分の中で納得したことに深く向かっていく手相です。強さがあるからこそ、扱い方を知ることが大切です。

