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主要三線に続いて、重要三線(運命線・太陽線・財運線)の1つ『運命線』についてです。
運命線を含めて主要四線としている先生も多くいます。それぐらい、主要三線と同等に重要な線になりますが、感情線・知能線・生命線の主要三線と違い、運命線は線が無い人もいます。
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運命線とは
どこを起点としても、土星丘(中指)に向かって伸びる線は、基本的に運命線になります。
- 地丘から伸びる
- 月丘から伸びる
- 生命線に沿うように伸びる
- 生命線上から伸びる
- 知能線から伸びる
- 第一火星丘から伸びる
- 第ニ火星丘から伸びる
- 感情線から伸びる
- 太陽線から伸びる
- 財運線から伸びる
生命線から土星丘に向かって伸びる線が出ていた場合、『開運線』と読みますが、土星丘に向かっているなら『開運線でもあり運命線でもある』と読むことになります。
どこを起点として伸びるかは人それぞれで、1本出ている人もいれば、複数本でている人もいれば、運命線が見当たらない人もいます。
運命線の意味・特徴
- 仕事運
- 社会運
- 人生における仕事の優先度
- 仕事や社会への責任感
- 仕事への満足度・充足感
- 社会へのモラル
- 夢や目標の有無
等が現れます。
仕事は社会との関わり方でもあり、就職・転職・結婚・引っ越しなど人生の転換期や流れが運命線の切り替わりなどで現れます。
運命線は仕事や社会への責任感やモラルなども現しているので、線が強い人は責任感が強い真面目な人と読むこともできます。>線が無いからって、不真面目ってことじゃないヨ。
また、運命線は、自己満足線でもあります。日々、自分の仕事に充実感・満足感を感じている人は強く出ますし、世間から成功者と言われる人でも、充実感・満足感を感じてない人であれば、弱い・薄い線だったりします。
1本線で強く濃くしっかり伸びている人は少なく、切れ切れだったり、線の濃いところ薄いところがあったりと色々な出方をしているので、線の出方、濃さ、長さ、本数等々、観るべきポイントは多数あります。
運命線そのものでも色々なことが分かりますが、運命線に入り込む影響線や運命線から伸びる枝線から、何歳ぐらいに転換期があるか?も分かったりします。
運命線が無い人、薄い人の見方
線が無くても、それはそれとして、その人の個性(価値観)や現状の仕事運・社会運が現れていると思って下さい。
線があるから偉いわけではありませんから、線が無いからとネガティブに捉えないようにしましょう。特に、社会人歴の浅い人(若い人)だと、線が無い・薄い人は多いです。
将来の目標がしっかりある人、すでに目標に向かって行動を起こしている人などは、年齢に関係なく線がしっかり出ている場合が多いです。
線が無い・薄い場合、
- 元々、夢や目標を持てないタイプ
- 社会人としての責任感が弱い
- 社会人として自立できてない
- 人生において、仕事への優先順位が低い
- 現在、不満足な環境・状況にある
- 夢・目標に向かって頑張ってる途中
等の要因が考えられます。心境や状況・環境の変化によって、線も変化してきます。
運命線が無くても薄くても、生命線にも転換期が現れますので、現状の運命線と合わせて観ることで、色々なことが観えてきます。
他の見方もある
この手相サンプルのように、手首から指元に向かって伸びる線を『運命線』と言われている先生もいます。
右端の薬指と小指の間に伸びる線も、手首から上に向かって伸びているので『運命線』とするそうです。
この見方の場合も、運命線は仕事に関係する線であり、その人の仕事への取り組み方が分かる線となります。
私が習った流派および一般的な見方だと、中指と小指の間に入る線ならば、太陽線か財運線になります。
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手相観のコツ
どこを起点に、どこに向かって伸びているか?をよく見極め、運命線か否かを判断していく必要があります。
強く濃くしっかりした1本線で出ていることの方が珍しく、線が複数あったり、切り替わったり、濃くなったり薄くなったり空白期間があったり・・・本当に人それぞれ千差万別の出方がありますから、読み取るのが難しい線です。
運命線にも流年(年齢を読み取る)があります。生命線の流年とは違っており、先生によって流年の取り方も違うので、これまたややこしいです。
どの線もですが、結局は、たくさんの手相を観ていくことが、線を見分ける目を養うことになります。
- 土星丘(中指)に向かう線は、基本的に運命線になる
- 運命線は、仕事運・社会運が現れる
- 運命線は、自己満足線でもある
- 運命線に、人生の転機が現れることもある
- 運命線が無い人もいる
- 運命線は1本に限らず、複数本でている人も多い
でしたー!運命線だけでも、話がいっぱいあるネ。
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