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脳科学と言えば、茂木先生が有名ですが、私的には脳のことなら池谷先生です。今回紹介する本以外にも、数冊読んでます。どの本もすごく面白かったので、今回の本も楽しく読みました。
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人差し指が短い人は株で儲ける!?
手相観の観点から面白い記事がありました。手相観ですから手全体を観ますが、指の長さで投資に向き不向きが分かり、それは科学的に実証されてるそうです!(´・∀・`)ヘェー
注目すべきポイントは、「人差し指」と「薬指」の比。この2本を比べたとき、どちらが長いですか?また長さに差があるとしたら、どれほどの差がありますか?
この2本を比べた時に、「人差し指が短い人」(↑イラストの左)の方が、株取引で儲け上手であるとケンブリッジ大学のコーツ博士らの研究で報告されたそーです。
ちょっとちょっと見比べてみ?どうよ?(笑)
この研究は、ロンドンの個人投資家を集めて、指の比率と株取引における年間損得額を比較したそうな。>すごい研究があるんだなー。
その結果、薬指に対する人差し指の比率が小さければ小さいほど収入が多いことが分かったそうな!へぇ~へぇ~へぇ~でしょ。でもって、比率の小さい人ほど、ビジネス現場で長く生き残れるという結果もでているそうよ。
これはどうやら胎生期(お腹の中にいるとき)に浴びたテストステロン(男性ホルモンの一つ)の量が反映されて、指の長さが変わるんだってーー。2回目のへぇ~へぇ~へぇ~。(笑)
手全体から観る指の長さから性格とかも観るんですが、科学的にも証明されてるものがあるんですねー。こういった本を読むと、そういった情報が入ってくるから、なおのこと手相が面白くなりますね!
テストステロンは脳の発達にも影響を与える!
面白いので、ついでに書いとくと、お腹にいるときにテストステロンに多くさらされると、自信に満ちたタイプになり、危険を好み、ねばり強く調査し、注意深くなり、反応や動作が早くなる傾向があるんですって。
また、数字が得意なタイプが多く、サッカーやラグビー、バスケやスキーなどのスポーツ競技においても良い成績を残す人が多いそうです。
株取引(ディ・トレーダー)も数字が得意で無ければ出来ないし、瞬間的な判断や瞬発力が必要なので、人差し指が短い人は株取引も得意=株で儲けることが出来るとなるそうな。
こうした人の手は、指が短く、四角いイメージがあるなー。実際は、どうなのか今後の検証が必要だな!
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目次
せっかくなので目次を・・・と思って書き始めたはいいが・・・あまりの量にギブアップしそうになった。(-_-)サブタイトルが多い分だけ、それぞれの内容はあっさりです。
でも、脳科学的な視点から色々なことが分かり、雑学的にはとても面白いし、脳科学の面からも形からやってみることも大事だなーとか笑顔はやっぱりいいんだ!とかちゃんと睡眠を取りましょう。とかとか参考になることがいっぱいです。
自分を変えたいなら、脳を知ることをオススメします。目次だけでも見ると、なかなか面白いよ!ってか、必死に書き写したので、せっかくなら見ていってちょ!
はじめに
1 脳は妙にIQに左右される|脳が大きい人は頭がいい!?
- 脳は大きければ大きいほど知的か?
- IQが120を超える図抜けた脳のヒミツ
- 運動が得意な生徒ほど、勉強の成績もよい?
- 脳の衰えを錯覚する理由
2 脳は妙に自分が好き|他人の不幸は蜜の味
- 不安の脳回路が活性化するとき
- 他人の不幸を気持ちよく感じてしまう脳
- 脳は自分を「できる奴」だと思い込んでいる
- クセになる快感を生む場所
- 弱気な社長はあまりいない
- 「プライド」と「pride」の違い
- 「誇り」と「喜び」とは別の感情である
3 脳は妙に信用する|脳はどのように「信頼度」を判定するのか?
- 幸せな気分に浸っているときこそ要注意
- 脳はどのように信頼度を判定するか
- 「ざまを見ろ」に至るプロセス
- 整理整頓の極意は「使えるものは捨てる」
- 「もったいない」はどこから生まれてくるか
- 「痛そうな写真」を見るとどうなるか
4 脳は妙に運まかせ|「今日はツイテる!」は思い込みではなかった!
- 人差し指が短い人は株で儲ける!?
- 巨万の富を稼ぐトレーダーには男性ホルモンの影響が
- 運勢はいつ決まるのか
- 決断能力を調べる「最後通牒ゲーム」
- 社会通念や思い込みといった信念も「真実」を生み出す
- 脳科学の発見は哲学を超えるか?
- 新たな技術革新を恐れない
5 脳は妙に知ったかぶる|「○○しておけばよかった」という「後知恵バイアス」とは?
- それほど「やっぱり」ではない
- 避けようにも避けられない「後知恵バイアス」の不思議
- 所持効果という奇妙な現象
- 損するとわかっていても宝くじを買ってしまう
- 動揺するとどうなるか
6 脳は妙にプライドにこだわる|オーラ、ムード、カリスマ・・・見えざる力に動いてしまう理由
- 有機栽培というブランド
- 音楽評論家たちを困惑させたリバッティ事件
- 脳はブランドに反応する!?
- 苦労して稼いだ10万円、宝くじで当たった10万円
7 脳は妙に自己満足する|「行きつけの店」しか通わない理由
- 脳は感情を変更して解決する
- サルにも自己矛盾を回避する心理がある
- レタスか新キャベツ、どちらを買うか
- 思いきって冒険脳を解放しよう
- 用意されていた絶対価値を推量する回路
8 脳は妙に恋し愛する|「愛の力」で脳の反応もモチベーションも上がる!?
- 意中の人の左側に座る「シュードネグレクト」効果
- 鳥にも左側重視の傾向がある
- 恋をすると脳の処理能力が上がる!?
- 母親の経験は子どもに遺伝する!?
- よい環境に恵まれた生活がなぜ大切か
9 脳は妙にゲームにはまる|ヒトはとりわけ「映像的説明」に弱い生き物である
- 脳トレは本当に有効か?
- ワーキングメモリを向上させるトレーニング
- 脳研究と心理学、哲学にあった溝を狭めたMRI
- いかにも本当らしい説明を信じる
- プレゼンの決め手!
10 脳は妙に人目を気にする|なぜか自己犠牲的な行動を取るようにプログラムされている
- 人前でオナラをしないのはなぜか?
- 協調性のあるサカナ
- なぜ私たちは人の物を盗まないか?
- 自己犠牲の清き(?)精神
- 協力か逃亡か!「ジレンマゲーム」
- 罰はなぜ存在するのか
- 「泣いて馬謖を斬る」という二律背反の葛藤
- 無根拠に歪んだ、人間らしさ
11 脳は妙に笑顔を作る|「まずは形から」で幸せになれる!?
- コミュニケーションの最強の武器とは
- 笑顔を作るから楽しいという逆因果
- ボトックスの意外な効果
- ヒトはなぜ笑うのか
- 姿勢を正せば自信が持てる!?
- 日本語は気合いで、英語は身体で元気を出す
- 甘い記憶、苦い思い出
- ダーウィンが指摘した表情の先天性
12 脳は妙にフェロモンに惹かれる|汗で「不安」も「性的メッセージ」も伝わる!?
- 汗を介して不安が他人に伝わる!?
- セクシー・フェロモンは実在するか?
- 性的妄想は女性にバレてる!?
- 香りの刺激は直接脳に届く
- コーヒー豆の香りを嗅ぐと、どうなるか
- 1000年以上にわたるコーヒーの芳香の秘密
13 脳は妙に勉強法にこだわる|「入力」よりも「出力」を重視!
- もっとも効果的な勉強法とは?
- 記憶力向上効果のある「カロリス」とは?
- ビル・ゲイツが惚れ込んだ「センスキャム」
14 脳は妙に赤色に魅了される|相手をひるませ、優位に立つセコイ色?
- アイスコーヒーよりホットコーヒーに親近感
- スポーツの成績は赤色で勝率が高まる!?
- パソコンのモニタ枠を赤色にすると仕事の能率が低下する
- 「勉強部屋に赤色系のカーテンは厳禁」の信憑性
15 脳は妙に聞き分けがよい|音楽と空間能力の意外な関係
- 「RとL」、発音下手の理由
- 新生児は母国語と外国語を聞き分けている
- 怖いくらい通じるカタカタ英語のすすめ
- 音痴の人は空間処理能力が低い!?
- オーケストラの楽団員たちの空間能力
16 脳は妙に幸せになる|歳をとると、より幸せを感じるようになる!
- 幸福感は年齢とともにどう変化するか?
- 年齢とともに変化するネガティブバイアス
- 悪しき感情が減っていく
17 脳は妙に酒が好き|「嗜好癖」は本人のあずかり知らぬところで形成されている
- ウィスキーは二日酔いがひどい!?
- アルコール接種時の脳内メカニズム
- なぜ酒を飲んだとき「でっかくなった気分」になるのか?
- アル中の親からアル中の子が生まれる
- 「ただなんとなく」・・・の裏側
18 脳は妙に食にこだわる|脳によい食べ物は何か?
- ビタミン剤を飲むと犯罪が減る!?
- 胃腸の具合が脳の状態とリンクしている!?
- 健全な精神は健康な胃腸に宿る
- 脳のパフォーマンスを向上させる「ドコサヘキサエン酸(DHA)」
- 脳によい/わるい、12の栄養素・最新リスト
19 脳は妙に議論好き|「気合い」や「根性」は古くさい大和魂?
- 問題解決には議論し合うほうがよい?
- 効果的なリーダーシップとは
- 本番で実力を発揮するには?
- 脳科学にみる「気合い」「根性」の有用性
20 脳は妙におしゃべり|「メタファクター(喩え比喩)」が会話の主導権を変える
- ヒトはネアンデルタール人と交配してきた!?
- 血統書付き現代人
- 人種差別はなぜ、なくならないのか
- 「奇跡の遺伝子」を生み出したものとは
- 言語に秘められた二つの役割
- 「目覚まし時計は拷問だ」というレトリック
- メタファー(喩え比喩)を利用する
- ジョークを楽しんでいるときの脳
21 脳は妙に直感する|脳はなぜか「数値」を直感するのが苦手
- 無意識の自分はなかなかできる奴である
- 「ひらめき」と「直感」の違いとは?
- 論理的思考と推論的嗜好
- 「直感がアテにならない」というレアケース
- ヒトの脳の弱みとは
22 脳は妙に不自由が心地よい|ヒトは自分のことを自分では決して知りえない
- 80%はおきまりの習慣に従っている
- 自由意思は脳から生まれない
- 自分の力で決定したつもり
- 無意識の自分こそが真の姿である
- ”脳の正しい反射”をもたらすものとは
- そもそも脳にとって自由とは何か
- 意識に現れる「自由な心」はよくできた幻覚
- どの脳部位が何を担当しているかを示す脳地図
- 「自己認識された自分」と「他人から見た自分」
23 脳は妙に眠たがる|「睡眠の成績」も肝心!
- 睡眠時間が短いことは自慢にならない
- 短眠タイプの遺伝子
- 怠惰思考のすすめ
- 就寝前は記憶のゴールデンアワー
- 「地道な努力型」か「要領よく一夜漬け」か?
- 睡眠中は記憶の整理と定着が交互に行われている
- バラの香りで記憶力アップ!?
24 脳は妙にオカルトする|幽体離脱と「俯瞰力」の摩訶不思議な関係
- 生命倫理を揺るがす人造生物の誕生
- 「神」の脳回路を刺激したら何が起こるか?
- 神を科学で解剖することは冒涜か?
- 催眠術にかかりやすい人、まったくかからない人
- 催眠は、いわば人工認知症
- 「自分」という存在とは?
- 幽体離脱の脳回路とは?
25 脳は妙に瞑想する|「夢が叶った」のはどうしてか?
- 瞑想と脳の親密な関係
- 集中するのはよいことか?
- 「20分の瞑想を5日間」でどう変化するか
- 体の動きと「未来イメージ」との奇妙な関係
- 「老ける」とは夢を持てなくなること?
26 脳は妙に使い回す|やり始めるとやる気が出る
- 「身体が痛むとき」と「心が痛むとき」
- ヒトの思考はどこから派生しているか
- 「心」は脳回路における身体性の省略
- すでにあるシステムをリサイクルする脳
- 脳は何のために存在するのか?
- 脳に言語に生まれたのは、いつ?
- 心はどこにあるのか
- ヒトの心がどれほど身体や環境に支配されているか
- 何事も始めたら半分は終了!?
- 身体運動を伴うとニューロンが10倍強く活動する
おわりに
参考文献一覧
池谷先生のオススメ本
池谷先生の本で、1番オススメは↓の「進化しすぎた脳」と「海馬」
「進化しすぎた脳」は、中学生を対象にした実際の講座を書籍にしたものなので、難しい話も分かりやすく説明してくれていて良いです。
「海馬」は糸井重里さんとの共著となっており、糸井さんとの対談形式で、これまた分かりやすいです。と言っても、読んだの10年ぐらい前なので詳細には覚えてないんだよね~。
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