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2012年に購入してた本。長く本棚の奥に鎮座し、あまり開くことがありませんでしたが、手相鑑定書を作ってた時、線の意味を調べまわっているときに、フト手にして、よくよく見てみたら、ものすごい情報量で「なぁん。この本、すごい情報量やーん。」って気づきました。（笑）
すでに絶版本のようで、中古本のみの取り扱いのようです。アマゾンの「なか見！検索」で、目次を含め、一部が読めます。
著者の紹介
著者の高山東明さんは、日本で唯一の手相の専門学校「東明学院」を設立し、「東明手相」を確立した方。全国各地で「占いの店 東明館」も運営されています。
アマゾンの著者紹介を見ると、
藤原紀香さん・ヨン様・故ダイアナ妃、松坂大輔選手、宮里藍選手、石川遼選手や各界の大物５０万人を占った東明先生の、あなたのためのアドバイス！
とあります。ご、50万人って？o(＠.＠)o
私が、この先生を知ったのは、手相教室を卒業した後でした。手相を習えるところを探している時には、まったく引っかからなかったんですよ。
倉敷のイオンモールに「東明館」があることを知ってたのに、なぜか「手相を習おう」と思った時には思い出さなかったという。まぁそれが”縁”ってやつですね～。
目次が悪いと思うの！
この本、内容的にはとてもとても充実してます。しかし！目次がイマイチで、全部を見ていかないと、どんな線のことが書いてあるかが分からない。(-_-)
↓のような目次となってる。
例えば、「第2章 感情線」の「A 結婚後、みるみる開運！家庭的愛情いっぱいの人」のページを見ると、本文内に「人差し指と中指の間に伸びる感情線の人は・・・」と出てきます。このページを開くことで、はじめてどんな感情線のことかが分かるのです。
なので、自分の線の状態に似たものを目次から探せないので、各ページを見ながら、手と見比べながら見つける必要があるんで、とっても使いにくい。辞典のようには使えないけど、読み物としては、情報がたくさんあり、とても参考になります。
袋とじスペシャル付録
この本には、「袋とじ」がついてます。「袋とじ」と聞くと、私の年代はムフフな内容を思い浮かべるのですが（笑）、これは手相の本ですからね。ムフフというより、フンフンなるほど～って感じの内容です。(・∀・)
「袋とじ」は、「東明手相 鑑定のコツ公開！」となっており、スペシャル付録1では「結婚線」について。スペシャル付録2では「運命線」について、24ページにわたって記載されています。
内容的には・・・袋とじにする必要があったのか？って感じですが・・・まぁ売るためには色々な工夫が必要ってことで。（笑）手相の勉強されてる方には、とても参考になりますよ。
本物の占い師は、どこで見極める？
各章の終わりにコラムがあります。その一つを引用させて頂きます。
どんな業種や世界にも本物と偽物がいます。偽物とは、公費を私用に使う政治家、仕事をしていないのにしたといって脱税する事業家・・・＜中略＞・・・などです。占いの場合、次の三つが守れるかを基準に判断してください。
１ 人間の生死を占わない
「誰々がいつ死ぬ、大金を持ってくれば死なない方法を教えてやる」などという占い師は偽物でしょう。生死は人間の力の及ぶ範囲ではありません。２ お客様の秘密を口外しない
弁護士にも会計士にも守秘義務があります。人に損害を与え、信用やイメージをダウンさせるような情報をペラペラ口外する人も偽物でしょう。３ 同業他社、他人の占い師の批判をしない
人の批判をする暇があったら勉強し、自分をもっと磨くべきでしょう。自分の正しさ、正しい占いに生きるべきです。
(ﾟ-ﾟ*)(｡｡*)ｳﾝｳﾝ
至極真っ当です。１～３まで、どれも私的には当たり前なんですが、世の中にはいるんですよね～。上記に該当する偽物が。皆さんも、気をつけて下さいよ。
私には、とても役立ってる本です。
目次は、とっても分かりにくいですが、私的にはとても勉強になり役立っています。
私が習った流派とは違うので、機会があれば、”東明手相”で鑑定してもらおうと思います。他人に観てもらうことで、見稽古、聞き稽古になると思うしね！
手相の勉強されてる方は、東明先生の本を１冊は持って、お勉強させて頂きましょう～。＼(^o^)／
