「手相観になりたいと思っています。学ぶ為の第一段階を教えて下さい。」

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以下のメッセージが届きました。一人の人のために返信する時間も労力も使うのはモッタイナイので、ブログネタにさせて頂きます。

手相観になりたいと思っています。学ぶ為の第一段階を教えて下さい。通信でもいろいろあるので、迷っています。

この手の質問への返信は、すでに何度かブログに書いてます。

手相スクールに行けば、ぱなせさんのような鑑定ができますか? 「スピ系の仕事をしたいと考えてます。」

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どのレベルになりたいのか?

手相観に限らず、あらゆることに言えることですけど、「○○になりたい」って簡単に言う人ほど、何もやってないんですよね。過去ブログにも書いてますが、「○○になりたい」って言う前にやることやれよ!なんですよ。

それに、どのレベルを目指しているのか?で全然話が違ってくるんですね。趣味なのか?アマチュアなのか?プロなのか?簡単に区分すれば、下のようになります。

趣味レベル自分の手相を見て楽しむ。友人とかタダで見てあげて楽しむレベル
アマチュアレベル友人や友人の紹介で、お小遣い程度に稼ぐレベル
プロレベル手相観として看板を上げ、きちんと料金を頂くレベル

私のように、自分が食べていくための手段の1つとして手相観という職業を捉えて活動しているのはプロレベルになります。最初っからプロを目指してやってるので、多くの身銭を切りました。

ただ「なりたい」だけでは、いったいどのレベルを目指しているのか分からないし、そもそもご自分も分かってないんじゃないかと思うんですよ。

自分で「手相観」と名乗れば、その瞬間に「手相観」です。

多くの有名手相観さん達は、ほとんどの人が独学です。手相が好きで、他人の手相を見たり、すでに出版されてる書籍を読んだりして、手相観としての実践を重ね、そのうちに友だちが友だちを呼んできてくれたという流れだろうし、ブログをやってるとかイベントに参加してるとか、何かしらの行動が伴って、今の結果になってるはずです。

私の場合は、歳をとっても一人でも出来る仕事ってことで「手相観」を選んで学んだ口なので、先に「手相観になりたい」から始まってなく、手っ取り早く学び、1日も早く稼ぐようになるためにスクールに行きましたが、趣味レベルで良いなら、多くの本を読み、周囲の人の手を見まくっていけば、そのうち「手相が得意な人」で認知されるでしょう。

アマチュアレベルは、趣味レベルでやってたとこが、友人の友人と広がりがでてきて、どっかから「お金取ればいいよ」と声があがり、料金を頂くようになっていった。ってのが、だいたいの流れだと思います。

食べていく手段として手相観になりたいのか?それなら、手相の勉強以上にビジネス(営業やマーケティング)を学ばないと稼げる占い師にはなりません。

手相の勉強もビジネスの勉強も、机上でやったとこで実績にはなりません。手相観としては他人の手を見てなんぼ!だし、ビジネスにするなら、まずはブログでも書き始めないと他人に認知されません。

趣味レベルでいいなら、名刺つくるかブログつくるかして「手相観」と名乗った瞬間に「手相観」になれます。誰の承認も必要ありません。自分で名乗れば、それで今日から「手相観」です。「手相観になりたい」なら、名乗ればいーじゃん!ですよ。

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勉強するのも、お金がいる。

そもそも、学ぶための第一段階を聞かないと出来ないって、どういうことなんだろう?と思います。

手相に関する書籍は、読みきれないほど出版されてるし、周囲に手を見せてくれる人もいるでしょうし、「手相に興味あるんだ」とか「手相を勉強してるんだ」と言えば、多くの人が手を開いて見せてくれるでしょう。

「当たってる」と思ってくれた人が出てくれば、紹介もでてくるし、ブログを書けば反応がでてくるし、学ぶは真似るを語源としてるので、成功してそうな手相観のやり方を真似ていけばいいと思います。

通信でも予算が許すなら、片っ端から受ければ良し。書籍もスクールも、勉強するには、結局お金次第ですよ。

はっきり言えば、身銭を切ってなんぼの世界です。身銭を切れないなら、時間を使ってなんぼです。学びの第一段階さへ他人に聞かなければ始められないほど想像力が乏しいのなら、占い師は向いてないと思います。

何人もの人が、「自分も手相観として活動したいので、ぱなせさんの話が聞きたかった」という理由で、手相鑑定に来てくれてます。きちんと身銭を切ってくれた上で、相談に来てます。

「プロの話を聞くなら、お金を払うのが当たり前」と思ってる人は、プロになれます。「情報はタダじゃない」と分かってる人は、プロになれます。

タダで受け取ってる情報も、実は違うとこでお金が発生してます。見えないとこで誰かが何かの目的で負担しているんですよ。世の中、タダに見えて、タダじゃないんですよ。

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