松子91歳、手相と一緒に「生きて」|すごい人を見つけましたよ。

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いつものようにアマゾン内をふらふらウィンドウショッピングしていたら、「松子91歳」が目に飛び込んできました。なんかすごそうな人を見つけましたよ!

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91歳ってだけでも、すごっ!と思う上に「手相」ですよ。これはもう、絶対読まなければ!と。しかし、定価では1,500円+税なんですが、アマゾンを見るとプレミア価格になってます。

もう絶版なのかと、調べてみたら2012年6月に出版されたもので、まだ新しい。なので、どっか他で買えないかと探してみたら、ありましたよー。本も縁ですね。

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経歴を見るだけで、なんかもう「すごい」としか言いようがないね。

経歴を探してみましたが、見つからなかったので、この本の「はじめに」から最初の部分を抜粋します。

 2012年(平成24年)、私は北京で91歳の誕生日を迎えました。手相と関わって70年になりますが、それは波乱な放浪人生を送ってきました。手相による病気診断を初めて知ったのは、1970年代に入ってからのことでした。
51歳の時に訪れた西ドイツのハンブルクの病院での貴重な体験でした。当時、病院ではドイツ語を学びながら助産師として働きました。親日家の医師や看護婦の協力を得て手相診断の症例研究を重ねました。そして、うつ病や精神病の人の手相には特有な線が出ることを習得しました。その後、西ドイツからヨーロッパ諸国を巡り、イギリスを経て10年後に帰国しました。
1990年代の初めには再び中国に渡りました。現在もなお、老体にむち打って、北京と東京を行き来しています。

どうですか?なんか、これだけでもすごい感じがしませんか?この本は、手相のことや事例も掲載されていますが、前半は、松子さんの人生回顧録になってます。ざっくりと松子さんの人生前半をまとめてみますよ。

1921年(大正10年)に佐賀県で生まれ、1935年(昭和10年)に現在の遼寧省瀋陽に渡り、撫順女子校に入学し、1939年(昭和14年)に徴用で撫順陸軍病院で働き、ある日、あまりの疲労困憊状態から病院を脱走し、駅の待合室で声をかけられた方の家についていき、1年余り立った頃、脱走劇に終止符を打たれ、女学校に戻り、卒業されたそうです。

ここまでの人生が、たった4ページに書かれています。(笑)こんな感じで、話があっちこっちいきながら91歳までの流転人生を語っています。

手相との出会いは、撫順女子校にいるとき。日曜日ごとに英語説教に通ってる時の牧師さんがフランス人で、英語学習の他に占いや手相の見方を教わったそうです。手相の話が衝撃的で、それ以来、手相に関わって70年だそうで・・・。

松子さんは助産師でもあり、医学学校にも通い、病院にも勤務していたので、そこで色々な症状の患者さんの手相を観て、研究していったようです。この本にも、手相の基本以外にも「自殺未遂・自殺者の手相」とか「ガンの人の手相」の事例が掲載されています。

ただ手相の写真が、写真というより手形?で、手の平全体ではなく、その部分だけなので、ちょっとわかりにくいです。これが鮮明な写真であったら、とても嬉しかったんですけど・・・まぁ仕方ないですね。

目次(一部省略してます。)

はじめに
第1部 手相と一緒に「生きて」
第2部 手相の基本
①基本な手相んお見方
②手相の三基線
③その他、主な線
④「丘」と手のひら中央部「火星平原」
⑤掌紋の種類
⑥病気の時期を把握する流年法
第3部 手相と一緒に「自殺予防」
①自殺なんて、しちゃいけません
②自殺未遂・自殺者の手相
第4部 手相と一緒に「ガン予防」
①ガンと手相の島
②ガンの人の手相

自殺未遂・自殺者の事例は、19件掲載されています。ガンの事例については、10件掲載されています。実際に、患者さんの手を観てきたからこその事例だと思います。手相で病気がわかれば、深刻化する前に手が打てるので、私も観れるようになりたいと思い、松子さんの本を買いました。

松子さんの他の本

この本以外に、↓の本も購入しました。

まだ、ざっと眺めただけですが、この本は、手の写真だけでなく、手のイラストで説明されているので、とてもわかりやすいです。色々な病気の事例が掲載されています。しっかり読み込んで、勉強したいと思います。

この本を含め、あと数冊出版されているのですが、どれも絶版のようで、中古本しかなく、それもプレミア価格となっているんですが、たまたま、1冊だけ定価と変わらない価格だったので手に入れることができました。

↓この本は、ちょっと前までプレミア価格で7,800円にもなっていたんですが、安い中古本がでてまして、送料込み1,000円ぐらいで買えました~。(∩´∀`)∩ワーイ

先日、乳がんを克服された方が鑑定に来られたんですが、わからなかったんですよ。生命線にも、その時期に島とか障害線も出てなかったですしね。たぶん、完治しているからだろうと思ったんですが、これが、病気が発覚する前だと、手相にも出ていたのかもしれません。今、病気と戦ってる人の手相なんて、なかなか観れないですから、こういった本で先人の知恵を学ばせて頂きます。

松子さんがお元気なうちに、チャンスがあれば手相鑑定をして頂きたいですね。この本を執筆されていた時点(2012年2月)で91歳ということは、現在93歳。今も北京と東京を行き来しているのかな?人生の大先輩としても、ぜひお会いしたいですねー。

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