掌で病気がわかった|掌紋診断ってのは、日本でやってるんでしょうか?

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掌で病気がわかるようになれば、こんな良いことはないぞ!と思い、中古本しか無かったですが購入しました。

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この本は、手相の本ではなくて「掌紋診断」の本ですが、色々と参考になりました。

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「掌紋診断」は「形相学」から生まれた

そもそも「掌紋診断」とはなんぞや?ってことですが、これは、中国伝統医学の中の一つである「形相学」といわれるものを現代の医学の中によみがえらせた診断法のことだそうです。

著者の王晨霞(おう しんか)さんのプロフィールです。

1953年 北京生まれ。14歳の時、内蒙古建設兵団で衛生員となり医学を学ぶ。74年南京中医学院で中医学を学び、その後、人民医院、甘粛省蘭州第二病院に医師として勤務。遺伝子、バイオ技術なども研究。86年掌紋医学の研究に着手。チベット薬、漢方薬の研究開始。93年7万人以上の掌紋診断のカルテを集積、「現代掌紋診断」を出版し、同時にチベット薬、漢方薬を調合した新薬の開発に成功。ドイツ、タイ、香港、シンガポールだどでも講演。2000年15万人以上の掌紋診断のカルテを集積、「現代掌紋診断図鑑」を出版

手相や人相も、「形相学」に含まれます。しかし、長い年月の中で手相は占いのような非科学的的なものに変容し、王先生自身も「形相学」が現代に通用するわけもなく、多くは迷信に過ぎず、非科学的と思っていたそうです。

そんな中、王先生は中国政府から委嘱を受けて、「形相学」の非科学ぶりを証明することが仕事と一部となり研究を始めたそうです。しかし、「形相学」を研究すればするほど、ただの迷信とはいえない事実と直面するようになり、古代の文献と実際の患者さんの手の平の線を調べ、その整合性を調べたところ、的中率が高く驚かれたそうです。結果、15万人の掌紋データを集積し、「掌紋診断」として体系づけることに成功したそうな・・・。

手相で病気がわかったら嬉しいよね。

私は医師ではないので、医学的な目線での掌紋診断はできませんが、この本は色々と参考になりました。特にこの本の中で1番参考になったのが、手の平の領域と臓器の対応区分の絵です。

薬指の真下にでる感情線の島は、目が悪いか神経が疲労している相と学んだのですが、上の対応区分を見ると、やっぱりその場所は「目」の場所だったので、それなりに信憑性があるのでは?と思っています。この対応区分をしっかり頭にいれて、今後の手相鑑定に役立てていきたいと思います。

すでに絶版になってるようで、アマゾンでは中古本しか取り扱いがないようです。

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